ゲンスブール・フォーエバー/Gainsbourg...FOREVER/
セルゲン
 セルジュ・ゲンスブール(Serge Gainsbourg)のベスト盤。
全43曲でお値段は3,670円、輸入盤だと、もそっと安くなるのでしょうが価格差は対訳詩集代と思えば妥当な範囲だと思います。

ある時期、あるきっかけから、シャンソンを聴くようになり、そんなおりに購入したディスク のうちの一枚。
シャンソンというと私の中のイメージでは「枯葉」のように“歌う”というよりは
リズムをつけて詩を読み、それに合わせてピアノがポロンポロンと奏でられるという
感じだったのですが、このディスクはシャンソン、ポップスをはじめ、ジャズやレゲエとシャンソンらしくないいろいろなサウンドを聴くことが出来ます。
ところどころで聞こえてくる
「ピーポコ」「チュインチュイーン」(いずれも稚拙な
表現で申し訳ない)という楽器の音色(演奏法)
がその時代の流行を反映しているかのようであ り、その音色に懐かしさを感じてしまいます。
最近ではあまり聴かない音色なだけに、平成世代の方が聴いてみると結構新鮮に感じられるのではないでしょうか。




収録曲
Disk 1:
 1.リラの門の切符切り/2.唇によだれ/3.プレヴェールに捧ぐ/4.イントキシケイテッド・マン/
 5.ラ・ジャヴァネーズ/6.イエイエの時代に/7.おかしなタイプライター/8.コーヒー・カラー/
 9.ニューヨークUSA/10.可哀想なローラ/11.マノン/12.イニシャルB.B. (Initials B.B.)/
 他全25曲
Disk 2:
 1.手ぎれ/2.ロック・アラウンド・バンカー/3.雪の下のマルリー/4.アミ・カウェット/
 他全18曲