ツヴァーク カゲ・カスタム
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全体のバランスからすると腕の長さが異様に長い感じがしてボディと一体化した頭部など独特のスタイルが、
映画「ルパン三世 カリオストロの城」に登場した、ダラリと両腕を垂らし、身体を大きく前にのめらせて迫って
来る暗殺者集団“カゲ”を連想させたので、そこからヒントを得て製作しました。
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製作ポイント
1.ハッチ周辺
ジャンクパーツにあった部品からデュアルスコープ化しました。
オリジナルでは垂直にそそり立つ壁
にカメラがついていてかなり凸凹
しているので、これをプラ板で覆い
覆面をしている雰囲気を出してみま
した。
また、手すりは付けずに取付基部も削り落としています。
2.脚部
がに股スタイルに近づけるために、足首を切断しボールジョイントで取り付けて、膝が“く”の字に曲がって見えるように試みてはいるのですが、脚自体が丸みを帯びているので、思っていたほど、くの字に曲がっているようには見えていませんね。
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カラーリングは光沢を落としたロイヤルブルーをメインに、
ガンメタルとフラットブラックでアクセントをつけています。
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3.腕部
ガンドッグで使わなかった肩パーツを肘に使い、肘曲げが可能。
防御用の篭手装甲を追加し、貫手ハンドはピタバンマクロスの
スパルタンから流用、その大きさにあわせて手首回りを太く
しました。 アームパンチの貫手版「フィンガーブロー」を繰り出したときに伸びる内蔵シャフトが見えるようにしています。
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「漆黒の闇に紛れ込む濃紺の機体と、無気味に浮かび上がる赤いデュアルスコープ。 結社の秘密を守り、裏切り者を追跡・処刑するために秘密結社の最奥部に潜む影の集団が使うAT」
といったところでしょうか?
生身の人間相手ならまだしも、装甲を相手に貫手攻撃は効くのかとも思いますが、ブルーティッシュ、ストライク、ラビドリーとアイアンクローを装備した機体もあることだし、まあ、良しとしましょう。
← 完成した姿を眺めていると、未確認生物(UMA)を扱ったサイトで目撃証言をもとに再現したUMAのなかに似たようなものを見た気がしたので、そうした印象をもとに稚拙ながら口の絵をPCで描き込んでみました。 ツヴァークはゴリラの雰囲気があるので、ツヴァークというのは開発時の秘匿名称とするか、兵士達が使った愛称としてコング、ゴリラ、エイプなどのサル系のネーミングが、ツヴァーク型ATにはピッタリだと思います。
映画「007 ドクター・ノオ」において、島民が竜だと信じていたものが実は火炎放射装甲車に口の絵を描いたものだったというエピソードがあるので、この機体もそうした妖怪伝説に便乗したとしても面白そう(こうした口の絵は、航空機でも装甲車でも全部「シャークマウス」というのでしょうか?詳しい事を知っている方、是非、教えて下さい)。
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