スコープドッグ ブルパップ・カスタム
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デビルマンやタイガーマスクのように、「ある組織を離脱した男と、それを追う組織の刺客」という、私なりの「装甲
騎
兵ボトムズ外伝」的世界があり、その世界のなかで刺客が使うATとして考案した機体の一つです。
ジャンクパーツ頼りの装備換装によるカスタムでは早々にネタが尽き、また最近のリアル路線の影響から、スコープドッグをベースに装甲板を切断・溶接したり
して外装パーツを製作する手間と金額はいくらぐらいするのだろうと思いを巡らしたこともあって、「できる限り手を加えないシンプルなスコープドッグのバリ
エーション」を思案していたところ、記憶に残っていた中世の見聞録の挿し絵の抜粋で見た化け物と、銃床内に機関部を収めて全長を短くした軍用銃“ブルパッ
プ式小銃”にヒントを得て製作したのが、このブルパップ・カスタムです。
「弾の当りにくいコンパクトなライト級の登場に危機感を抱いたミドル級ATの設計・製造メーカーが、開発期間を早めるためにM級の部品を流用しつつ全高は
ライト級なみに抑えるため、手足の位置を入れ替えた低被弾率試験機(?)に、バトリング向けにバックパックにマニピュレータを増設した機体」という設
定です。
(第2回オラタコ選手権 参加作品)
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製作ポイント
1.脚部
「足幅が広く重心が低くなり、歩行時に片足で機体を支えるため、特に足の取り付け部分が強化された」ということで、足接続部分周辺を装甲で仰
々しく覆いました。
覆っている装甲はグフカスタムの足甲パーツからの流用。
キットの肩取り付け穴および太股取り付け穴に、削ぎ落としたポリキャップ部品ランナーを差し込んで、脚部を接続しています。
2.ボディ
足幅が拡がったため、歩行時のバランスを取る際には上下、左右の揺れが激しそうなので、中心に補助輪を装備。
補助輪は飛行状態に組み立てて使わなかった航空機プラモデルから流用。
バックパックはザクのものを切り詰め、グフカスタムの不要ポリパーツにて増設アームを取り付けています。
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L級およびM
級ATとの全高比較。
当初は、地面スレスレの低い弾道で攻撃してくる治安維持や暴徒鎮圧などの対人掃討用機ではじまったのが、異形なシルエットに悪ノリして、バックパックに
もマニピュレータを追加することになり出来上がった機体から、
「展開した増設アームでの銃撃に、対戦相手は身に染みた習性から咄嗟に銃火に向けて反撃するが、通常のM級ATとはボディ位置が異なるブルパップ・カスタ
ムでは反撃ははるか頭上を通過するだけなので決定的なダメージにならない。どんなに反撃しても、なおも攻撃を続けてくるので対戦相手はいつしか幽霊を相手
にしているような感覚に陥るという・・・」
そんな、おどろおどろしいイメージが膨らみ、闇にうごめく夜間戦闘用ぽいカラーリングということで、シーブルーをメインに、ミディアム・ブルーとダーク
シーグレーでアクセント付け。
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ゲームで言えば、ステージボス級くらいの機体に位置づけても良いくらい結構、気に入っており、イメージが次々と湧いてきます。
パイロットに関しては、「バトリング会場内を化学剤が混入された発煙弾の煙で包み、暗視スコープも遮るような状況での夜間バトリングを得意
とし、新月の夜にのみ参戦して誰もその搭乗機を目撃したことは無いという謎のバトリング選手「ナイトプラウラー」。
その正体は組織が送り込んだ幹部クラスの刺客なのだ!」
みたいな感じです。
機体に関しては、コンパクトなところか
ら「輸送航空機のカーゴ内
に収まるように、手足の位置を変更して全高を低く抑えた空挺型AT」
という設定でも良さそう。
「(弾丸に当りにくいよう、輸送航空機のカーゴ内に
収まるよう、視認されにくいよう)手足の位置を入れ
替え(置き換え、交換した等々)、全高を低く抑えたブルパップカスタム(ブルパップモデル、ブルパップタイプ)」というのは、私の著作権です。
"ブルパップ・ガ○ダム"等、他のメカキャラでブルパップ化を行う人は、
私に著作権料を払ってください(笑)
(第1稿:2006年02月24日)
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