1/72 HG トッド・ダンバイン
「スリーピー・ホロウ」に登場した "首無し騎士”の余韻が残っていたときにキットを見つけ、使う武器も剣系なので即座に "首無しAB(オーラバトラー)" を思い浮かべて衝動買いしたのが、このHGシリーズのダンバインです。
ABは、コックピットから外の風景が見えてパイロットは目視でも戦闘できるようで頭部が無くても動作には差し支え無く、頭部を取り除いただけでは戦闘で頭 部を損失しただけに見えるので、 "首無しAB" というおどろおどろしさを出すために、キャノピーを半開き状態にしてコックピット内部を見れるようにし、「パイロット不在でも邪悪なオーラ力で動いて相手 AB の頭部を狩り、さらには相手パイロットの首も狩 る、恐怖の首無しAB」というイメージばかり が例によって先行し、途中まで組み立てたもののやがて熱が冷めてお蔵入りになっていました。
ネット閲覧中に立ち寄った画像掲示板に投稿されていたダンバインに触発されて、ようやくの組み立てと相成りました。
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 キャノピー半開きは止めたもののネタ元となった首無し騎士の
せめてもの雰囲気を出すため、首無し騎士が斧を持っていたのと同様に、他ダンバインキットの剣に1/144MS武器セットにあるヒートホークの
刃の部分を移植した斧状武器を持たせまし た。
ナイフカタログでは、先端形状が斧で刀身とグリップ部分がナイフに
近い形状のものをみたことはありますが、実際の武器でも剣と斧の
あいのこ的形状があるかどう かは不明です。
一応、斧状武器のグリップ部分のハンドガード(十字になってるところ)を削り落とし、突くことよりも振り降ろしたり叩き付ける攻撃主体の斧と、斬りつける だけでなく打突攻撃もあり、その場合、グリップが滑って自らの手を破損することのないようハンドガードのある剣と言う具合に、武器の性格の違いをグリップ 形状に表しています。

魔物的な雰囲気を出すためカラーリングは、全身黒に赤でアクセントをつけました。

(第1稿:2006/03/18)